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2024/08/9
神戸院で形成外科・皮膚科の保険診療を開始しました。
私は形成外科専門医を取得していますので、おもに形成外科領域となります。
せいけいげか?ですかと良く言われます。
整形外科(せいけいげか)ではありません。
似ていますが形成外科(けいせいげか)です。
形成外科とは身体が意表の形態以上や欠損を治療する外科で、形及び機能を正常する目的を持って同時に精神的劣等感を取り去る役目を持っています。
つまり形成外科は体の表面を対象とし、ケガや火傷、先天的理由など様々な原因により生じた異常をなるべく元の状態に戻してあげることを専門とした診療科です。
形成外科は体表のことを対象としているので実に幅広いです。美容外科、がん治療により欠損した組織を修復する再建外科、先天異常に対する先天奇形外科、褥瘡(床ずれ)など難治性の傷を扱う創傷外科など幅広い分野が含まれています。体表全体は皮膚に覆われているので皮膚外科と同義に捉えることもあります。
例えば巻き爪や陥入爪などの爪トラブル、皮膚にできたホクロやできもの、足の裏の魚の目やタコ、瞼が重くなる眼瞼下垂、擦り傷や火傷など日常のありふれた困ったことを専門としています。
また、見た目(整容面)を綺麗にすることも目的のため、傷跡の修正やひきつれ、ケロイド、ピアスで裂けてしまった耳垂裂なども診療領域です。
傷跡の相談を受けることも多いです。目立つ傷跡をどうにかしたい、きれいにしたい。
保険診療で傷跡の治療をすることがありますが、審美的な範疇になるため自費診療の併用が必要になるケースが多いです。もちろん美容外科医でもあるので美容目線でのアドバイス・治療を行います。
形成外科は皮膚の外科治療を専門とします。なんでも手術(外科治療)するわけではありません。可能であればお薬で治療を検討します。そのため、皮膚の内科(通常の皮膚科)と同じ仕事をすることもしばしば。
どこに相談したらいいのかわからないことでも、なんでもご相談ください。
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