電話受付:11:00~19:00 ※休診日も電話対応しております。お問い合わせください。
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目元の若返り治療
下まぶたの膨らみ(脂肪)を切除して、たるみを改善する術式です。
下まぶたの皮膚を切開し目袋除去したうえで、たるんだ皮膚を切除してシワの改善を同時に行う手術です。下まぶたの脂肪が目立ってくるメカニズムは、加齢により眼球を支えている(Lockwood)靭帯の支えが弱まり、眼球が下垂することにより眼球を包むように存在する眼窩脂肪が押しつぶれるように眼窩内からはみ出していきます。
そのはみ出した眼窩脂肪を減量する治療は、2種類のアプローチが可能です。
比較的若年層で皮膚のたるみが少なく、はみ出している脂肪もそれほど多くない人に適用されます。
下まぶたの裏側(下瞼板下方の瞼結膜)を切開して、眼窩脂肪に到達する方法です。基本的に脂肪切除のみを目的とするので、皮膚切除は行いません。図1のように裏側からアプローチしますので、傷が表面に出ず、皮下出血斑も比較的少ない点が利点となります。
術後稀に、結膜浮腫(白目の部分が浮腫む)や充血(白目の部分が赤くなること)が、1週間程度続く場合があります
眼窩脂肪が多く、脂肪を取り除いた後にたるみが残存してしまう場合や下まぶたのたるみが多い場合に適用されます。下まぶたの余剰な皮膚を切り取る必要があるので「下まぶたのたるみ取り」の一連の操作の中で行うことになります。
図2のように経皮的アプローチの場合は、下まぶたの睫毛の下約2mmをまぶたに沿って切開し、摘出時に下まぶたを翻転させないので、術中に眼窩脂肪が解剖学的に正しい位置のまま観察できますので、経結膜的アプローチに比べ正確な除去量を決定できるという利点があります。
自然な目元の仕上がりです。デザインは、坐位、臥位の状態でチェックしていくので、お客様のご希望の美しい目元に近づけることが出来ます。
腫れ、痛みが極めて少ない治療です。痛みを最大限に緩和するために、当院では多段階麻酔を行っております。まぶたの裏側の結膜側の麻酔は事前に点眼麻酔薬を使用するので、結膜側への麻酔注射もほとんど痛みがありません。
「下まぶたのふくらみ(a:目袋/eyelid bag)」というものが単純に何か1つの原因によるものではなく、「眼窩周囲一連の組織の弱まり(attenuation)により視覚化されたも」のというのがその実体だからです。その中で、眼窩脂肪の眼窩からのはみ出し(pseudoherniation)・逸脱(prolapse)が原因論の中心にあることは事実ですが、それに伴う周辺組織の変化にも視覚的に大きく影響されます。
下まぶたを含むA:mid Cheekと呼ばれるエリアは靭帯の存在による「不動部分」と表情形成、咀嚼運動などで必要となる「可動部分」の存在により、加齢による周辺組織の変化は複雑多岐に渡ります。
逸脱脂肪の量が少なくてもa:目袋/eyelid bagとb:Malar segmentの境界となるB:Palpebromalar grooveやa:目袋/eyelid bagとc:Nasolabial segmentとの境界であるC:Nasojugal grooveが視覚的に明らかになってくると、下まぶたのふくらみは目立ちはじめます。
a:目袋/eyelid bagにおける皮膚のたるみ、弛みの程度、b:Malar segmentにおける「Malar mound」の視覚化なども大きく影響してきます。
また、東洋人は下睫毛の際のふくらみである「涙堂」(Orbicularis prominence)が発達していることが多く、笑った際に下まぶたのふくらみとの境界を中心に二段の膨らみが生じてしまうことも、「下まぶたのふくらみ(a:目袋/eyelid bag)」の存在を強調させる要因となります。
つまり、「下まぶたのふくらみ」に対する治療法は外科的には眼窩より逸脱した眼窩脂肪を切除するだけでは改善しません。 a:目袋/eyelid bag周辺で視覚的に明らかになってきたB:Palpebromalar grooveやC:Nasojugal grooveの溝を埋めるなどの治療も必要になってくることもあるのです。この「溝を埋め」てこのエリアを全体的になめらかにするには、眼窩脂肪を利用(orbital fat repositioning)したり、肌再生FGF注入療法(線維芽細胞成長因子)が利用可能です。
以上のように、下まぶたのふくらみ(a:目袋/eyelid bag)」の原因論は非常に複雑です。保湿・リンパマッサージ・低周波治療による表情筋運動などの民間療法では、短時間改善したとしてもその持続性(sustainability)は全く期待できません。
所要時間 | 両目で約60分程度 |
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治療回数 | 1回 |
痛み | 治療前の麻酔が一瞬チクッとしますが、治療中は痛みを感じることはありません。 |
腫れ | 治療後は腫れますが、極めて腫れは少ない自然な仕上がり。 |
麻酔 | 多段階麻酔を行います 下まぶたに塗布タイプの表面麻酔を塗り、さらに目薬の点眼麻酔をします。 |
傷跡 | ほとんど目立ちません。 |
通院 | 縫合した糸を抜糸する為に7日目のご来院と経過観察の為1ヶ月目のご来院をいただきます。 |
洗顔・メイク | 洗顔は治療当日から可能、アイメイクは2~3日なるべく避けてください。 |
シャワー・入浴 | 当日より入浴・洗髪が可能です。 |
アフターケア | 治療後数日から約1週間は二重の幅やラインが広く深く感じたり、左右差が強く出たりしますが、時間の経過と共に自然になりますので心配なさらないでください。 |
注意事項 | 1週間は下まぶたを強くこすったりなさらないでください。治療当日は車・バイクなどの運転はご遠慮ください。治療当日の飲酒はご遠慮ください。コンタクトレンズのご使用の場合、当日から装着可能ですが、違和感がある場合は2~3日外して様子を見てください。 |
副作用・リスク | 治療後、下まぶたに皮下出血が出る事がありますが、この場合約1週間~10日で消失していきますので心配なさらないでください。抜糸後、切開したラインはやや赤みを帯びていますので、紫外線予防をして色素沈着を起こさないように注意してください。 |
長年目元の若返りの治療を行ってきました。
下まぶたについた脂肪の膨らみは、「皮膚がたるんで老けた」または「疲れ顔、目つきが悪い」など悪い印象の顔に見られがちです。
当院の「下まぶた治療(脂肪取り)」では、この脂肪を取り除き、若々しいハリのある目元に改善させます。
目元周辺のシワ・たるみでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
明るいお顔を取り戻すべく、一緒に悩みを解決いたしましょう。
ご希望の目元のイメージをお話ください。医師がまぶたを観察、診察し、その人のまぶたで可能な治療を提案します。
ご希望の幅が決定したら、医師が最終的にデザインし、マーキングしていきます。目の見開きの差、左右の眉毛の位置、開眼時の挙筋の状態について診察を行います。デザインは坐位と臥位でチェックします。 坐位と臥位でデザインを入念に行うことにより、お客様のご希望のラインにより近づけることが出来ます。
当院では多段階麻酔を行います。まぶたに塗布タイプの表面麻酔を塗り、さらに目薬の点眼麻酔をします。最後に、皮膚の表面とまぶたの裏側に注射の麻酔をかけます。注射針も細いものを使用。すでに表面麻酔薬と点眼麻酔薬が効いているのでほぼ痛みはありません。※注射の麻酔量を少なくすることで、処置後のむくみを最小限にすることができます。処置中の痛みはありません。
麻酔がかかったのを確認し、下まぶたの脂肪取りの処置を開始します。時間は、両目でわずか約60分程度です。
※手鏡で仕上がりを確認して頂きますが、極めて腫れが少ないことを実感いただけます。心安らぐ音楽が流れ、少し緊張している方にもリラックスして受けていただける空間になっております。
治療後は多少腫れるので念のため腫れ止め、目薬、痛み止めを処方しております。入浴・洗髪が可能ですが、アイメイクは1週間以降、まぶたを強くこすったりなさらないでください。
1週間目抜糸、1ヶ月目に術後経過を観察させて頂きますので、ご来院ください。
下まぶた治療(脂肪取り) | 60分 | 両目 ¥240,000 (税込 ¥264,000) |
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※片目のみ手術をご希望の場合、両目手術の6割負担となります。
カウンセリング料 | ¥3,000 (税込 ¥3,300) |
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当院ではカウンセリングに重点をおき、患者様のお悩みをお聞きしたうえで、最適な治療法、治療詳細、リスクなど、しっかりと時間をかけてお話させていただいております。そのためカウンセリングが有料となっておりますが、何卒ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。
手術後は患部を冷やしたり、圧迫することで血流が悪くなる為、何もせず様子を見てください。 むくみがあると何か対処したいと考えてしまいますが、当院では腫れ止めも処方しておりますし、むくみは時間経過とともに必ず改善するものですのでご安心ください。
もちろん片目ずつでも手術は可能です。しかしラインの左右差が出ないように、初めに手術したお目元の腫れやむくみが落ち着いてからになりますので、早くても1週間はおいていただいております。
手術後は、1週間後に抜糸を行いますので来院が必要です。
基本的には1ヶ月後、3ヶ月後の経過観察の為来院をお願いしておりますが、やむを得ず来院が難しい場合1ヶ月以降に関しては、お電話で対応させて頂くので、経過を教えていただければと考えています。
経過中にご心配なことは、お気軽にご相談ください。
当院は医療広告ガイドラインを遵守し、
医師監修のもと掲載しております。