木谷ドクターブログ

2023/04/24

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肌寒い日もあるけど4月から紫外線に注意

4月はポカポカ陽気でいい季節ですね。

昼間はしっかり気温が上がって汗ばむほど暑くなることもありますが、夜は肌寒く感じることも多いです。

お肌の天敵『紫外線』、実はまだ肌寒い4月からかなり多くなるのです。

 

環境省作成 紫外線環境保険マニュアル2020より

 

このグラフは最も肌に影響があるとされるUV-Bの月別量を表したグラフです。茶色のグラフで示す那覇は7月に向けてどんどんと紫外線量が増えていき、その後は少なくなっていきます。那覇は亜熱帯地域になるので日本の中でも特殊です。多くの方にとって参考になるのが黄色が示すつくばと青色が示す札幌のグラフです。青色の札幌と黄色のつくばは5月〜8月は少しの変動はあるものの、高止まりしています。

4月と9月の紫外線量はほぼ同じ

わたしが一番見て欲しい点は4月と9月です。4月と9月では紫外線量ほぼ一緒なんです。9月はまだ残暑厳しい季節で、日焼け止めをしっかり塗って、日傘もつかっている方は非常に多いです。4月はどうでしょう?4月はまだ肌寒い日も多く、まだ日焼け止めクリームを使ってないと言う方も多いと思います。4月に日傘を使っている方も少ないです。たしかに暑さは違うのですが、4月の紫外線量は暑さ厳しい9月とほぼ一緒なのです。

もう1つ見て欲しい点、10月を見てください。10月の気温は4月より高く暑い日が多いので紫外線を気にされる方も多いのですが、じつは4月より紫外線量は少ないのです。

 

紫外線は気温と少しずれがあります
しっかり紫外線対策は4月〜9月に必要

 

紫外線は肌老化を促進します。お肌綺麗には4月からしっかり紫外線対策が必要なのです。

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