木谷ドクターブログ

2023/03/9

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老化すると小顔になる‼

信じられないかもしれませんが
年齢を重ねると小顔になります。

 

医学的には萎縮と呼ぶ変化がおこります。

大まかにいうと顔は骨・脂肪・筋肉・皮膚で構成されます。老化により皮膚は薄くなります。余計なところに脂肪がついてきた、と言われる方が多いですが、大きな体重の変化がなければ脂肪も委縮し減少します。余計なところに脂肪がついたと感じるのは重力に逆らえず、脂肪が下に落ちたからです。若い頃より筋肉が強くなる人はほぼいません。筋肉も減少するのが一般的です。骨も委縮します。骨がなくなるというと驚く方が多いのですが、ほとんどの方はご存じです。

『骨粗鬆症(こつそしょうしょう)』

年齢を重ねると骨が少なくなるから、骨折には気をつけましょう、なぜか皆さん足腰だけと思っている人が多いのですが、当然全身の骨に影響します。当然、顔の骨も影響します。

 

老化すると基本的に組織は萎縮し、容積は減少、つまり小顔になります。

 

しかし、老化してくると顔が大きくなったと感じる方も少なくないはず。顔のボリュームがなくなると組織を支える力がなくなり、皮膚や筋肉がたるんで横に広がってしまいます。顔のボリューム減少は顔を大きく見せたり、たるみ・シワにつながります。

 

たるみ・しわ治療を希望される方はご自身でいろいろ調べて、糸のリフトアップやハイフなど引き上げる治療を考えることが多いと思いますが、たるみ・しわの原因の一つに顔が萎縮し、ボリュームが減ってしまうこともあります。引き上げも重要ですが、ボリュームを増やすことも若返りに重要です。

 

手術でリフトアップを考えている方にもヒアルロン酸やFGFでボリュームアップ勧めるめることが多いです。それは手術で切り取ることはできるんですが、増やすことはできないからです。

若返りにはボリュームを増やすことも大切なんです。

 

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