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2024/09/7
まだまだ暑い日が続きますが、もうすぐ食欲の秋🍂
ダイエットは永遠のテーマって人も多いですよね。
そもそも痩せない。ダイエット成功してもリバウンドする。
肥満は糖尿病や脂質異常症、高血圧、動脈硬化、非アルコール性脂肪肝、高尿酸血症など様々な疾患・病態の原因となることがわかっています。
日本人は欧米人のような高度肥満の方は少ないですが糖尿病や高血圧など肥満と関連した病気の有病率は比較的高いという事実があります。
見た目は太ってないけれど内臓に脂肪がたまっている内臓脂肪型肥満と呼ばれるハイリスク群も存在します。
痩せるためには食事と運動が大切です。エネルギーのin・outバランスの是正が必要です。
in:飲食などのエネルギー補給
out:運動などのエネルギー消費
inが多ければ太る。outが多ければ痩せる。誰もがわかってることですね。
in <out:痩せる。頑張って食事制限して運動たくさんする。
in >out:太る。好きなものたくさん食べて運動しない。
いくら頑張ってダイエットできても、元の生活に戻れば必ずリバウンドするのも明らかです。
outがすくない(運動しない)ことも太る原因ですが、inが多い(食べ過ぎ)のではないでしょうか?
食事制限は非常に難しいですよね。たくさん食べることに慣れてると少量では満足できないカラダになってしまっているのです。
少量で満足できる体に変えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
自分で変えるには並々ならぬ努力が必要で、可能な人は少ないでしょう。
この部分を医療が助けてくれます。
GLP-1は体内で作られるホルモンで主にインスリン分泌を促します。GLP-1が多いと食欲が抑えられ、脂肪が分解しやすいので太りにくく痩せやすいと言われています。逆にGLP-1が少ないと食欲が抑えられずに食べ過ぎて脂肪が蓄積してしまいます。
このGLP-1を薬として補充するメディカルダイエットが世界的に注目を集めています。
GLP-1は食欲を抑え空腹感が減少するため、食事量が減り食べ過ぎが改善されます。さらに食べ物をゆっくり消化するようになるため、血糖値の急激な上昇を防ぎ糖尿病予防効果や脂肪がつきにくい体にすることがわかっています。
また、脂肪分解と熱酸性を促進する作用があり基礎代謝が向上します。
GLP-1ダイエットはアメリカやEUで肥満症改善薬として効果が実証されており承認されていますが、日本では今現在、肥満に対して承認されていません。
(肥満に対しては未承認ですが、糖尿病の薬として承認され日本でも使われているお薬です。)
GLP-1は食べたい欲求を抑えてくれます。GLP-1を使って食べすぎなくても満足できるように慣れてリバウンドしないカラダになりたいですね。もちろん元通りの暴飲暴食すればリバウンドしちゃいますが😫
代表的なGLP-1製剤はリベルサス、サクセンダ、オゼンピック、マンジャロなどです。
リベルサスは飲み薬です。サクセンダ、オゼンピック、マンジャロは自分で注射する自己注射型の薬です。
注射が苦手な方は飲み薬のリベルサスになりますが、注射より効果は少ないです。
マンジャロとオゼンピックは週1回の投与だけなので簡単です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので状態や生活環境に合わせて必ず医師と相談してください。
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