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2023/10/3
『アルコールが入っている化粧品は選ばない。』
そう考えている方は少なくありません。
成分表をみてアルコールの記載があるとこの製品は【悪い】と判断する方もいるでしょう。
たしかに悪い点もありますが、良い点もあります。
多くの物事で100%良い、100%悪い、完全にどちらかということはあまり無いと思います。
アルコールに関して、良い点が勝っている人もいるので、見直してみてはいかがでしょうか?
・刺激性:アレルギー反応や刺激で肌荒れする可能性があります。
・揮発性:アルコールは揮発する際に皮膚の水分を奪ってしまいます。
アルコールがダメと言われるのは、水分を奪って肌に刺激になるから。でも良い部分もあるのです。
・清浄:肌に残った皮脂や汚れ、色素などを浮かして取り除く。
・殺菌:防腐効果があります。
・収れん:お肌をひきしめます。
・高浸透:成分の肌への浸透率を高めます。
アルコールの良い点、どれも魅力的ですよね?アルコールで肌荒れしないなら、ぜひ使ってキレイになってください。
・アルコールに対するアレルギー
・敏感肌など肌のバリア機能が低下している
アレルギーの人は使ってはいけません。バリア機能が低下している時も使わないほうが無難だと思います。
・お肌のバリア機能が清浄に働いている人
アレルギーがなく、バリア機能が正常であれば使わないのは損です。
お肌にはバリア機能があります。バリア機能が正常に働けばアルコール刺激からちゃんと保護してくれます。
さらに言うと、ダーマペンやレーザー治療はかなり刺激が強いです。刺激することで綺麗な肌が得られます。刺激すること自体が絶対的な悪ではありません。
顔にカビが生えることご存知ですか?カビで肌荒れを起こしている方もいます。医学的には真菌症と呼びます。
化粧品は主に水と油で構成され、常温で長期間保存することがおおく、注ぎ口を素手で触ることも多いため、菌が繁殖しやすいです。半年前に開封した化粧品、まだ使ってませんか?化粧品の中に菌が繁殖しているかもしれません。防腐剤やアルコールが入ってないものは要注意です。
アルコールは揮発します。揮発する時に水分を奪ってしまいますが、干からびてしまうほど全ての水分を奪うわけではありません。多少水分を奪いますが、アルコールが含まれていると美容成分がより浸透します。美容成分たくさんお肌に吸収したいですよね?乾燥が強い時はアルコールを避けたほうが無難ですが、そうで無い時はアルコール使ったほうがより美容成分が浸透してくれます。
アルコールはメリットある成分です。
アルコールは刺激があるから使わないは、バイ菌を繁殖させる可能性を高めてしまい、美容成分を浸透させるチャンスを捨てているのかもしれません。
実際に合わない・使えない人はいますが、使える人の方が圧倒的に多いと思われます。刺激が強いからダメと聞いた、と言うだけで避けるのはもったいないかも。
※アルコールは上手に使うと良い成分ですが、濃度が高い製品は刺激がかなり強く化粧品としてはおすすめしません。
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