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さて。
前回リジュラン注射を施術していただいた中の人。
目周りのお肌が日々ハリを取り戻している様子にハッピー度が急上昇中です。
そこで今回の「おしえて院長先生」では、注入系のお話をしつこくストーカー気味に聞いてみました!
中の人:今回リジュラン注射をプスプスしていただきました。その日の夜と翌朝あたりは注入部分が腫れてる感じもしましたけど、至近距離で暮らしている配偶者にはなーんにも聞かれず。多分大して腫れていなかったんだなと思います。そして1週間経った現在は、目尻からこめかみや耳あたりまで破れてるのかと思うほどの酷かったシワシワが、ものすごーくものすごーく目立たなくなってます!
これは一体どういう魔法なのでしょうか!
院長:いや。魔法じゃなくてリジュラン注射ですね・・・。
中の人:確かナースのT本さんに「シャケ』って言われた気がするんですけど。シャケの液体?
院長:シャケの液体なんか注入しませんよ!
中の人:いや。シャケって激流を遡るからめちゃくちゃ元気なので、その元気を注入してるのかと。
院長:(全体的に無視)リジュランに含まれるポリヌクレオチドという成分に、皮膚の自己再生力を活性化させる働きがあるんですよ。これが肌の厚みや保湿力、弾力性を回復させてシワを浅くして目立たなくさせるんです。
中の人:で、シャケとの関連性は?
院長:ああ。それはポリヌクレオチドがサーモンから抽出された成分なので、一般にサーモン注射とか高濃度サーモン注射とか言われてるんですよねー。(シャケシャケうるさいなとは絶対に言わない)
中の人:なるほど。シャケの成分ですか。それでこれは他の注入施術とどういう違いがあるんでしょう?
例えばFGFも注入ですよね?
院長:FGFは細胞増殖因子注入することで自己細胞を再生させる施術です。そうしてお肌がもともと持っている再生力を取り戻すという治療なんです。リジュランもそれと似ていますが、こちらはサーモンから抽出された成分を注入するというところが違いですかね。
中の人:つまりFGFは自己細胞増殖因子を注入することで自己細胞を再生させる。リジュランはシャケの成分を注入してお肌の自己再生力を促すっていう感じ?求める効果やそこに至る過程はわりと似ていますね?でも、シャケよりニンゲン細胞の方が良いかな?って私は思ってしまいますけど、単純すぎますかね?
院長:効果が出るまでの期間や持続時間の違いもあるんですけどね。あとご予算にもよるので、一度カウンセリングを受けていただくとわかりやすくご説明しますよ。
ここで中の人のバカな思いつきが炸裂です。
そう。リジュランを顔面全体に注入したら顔面全体が若返るんじゃないか?というアレです。
中の人:このシャケエキスを顔全体に注入するっていうのはどうですか?顔面全ての皮膚が若返って10代のワタシに戻れる的な?
院長:いや…それはちょっと違いますねえ。
中の人:え。違うんですか?ダメですか?
院長:お肌のお悩みによってと個々の状態によって、適用の施術は変わってきますからね。
中の人:あっ。じゃあじゃあ。私の顔で言うと、このおでこのシワなんかは何がいいんですか?
院長:あーそれ。それですか。それは、まあボトックスで試してみるといいですね。(相当どうでもいい感)
中の人:じゃあ、このほうれい線は?
院長:それだったらFGFかヒアルロン酸ですねー。
中の人:本当に部位によって推奨施術が違うんですね。
院長:部位による場合もありますし、個人個人の状態や求めるレベルによってもお薦めする施術は変わってきますよ。
中の人:私、お友達にヒアルロン酸注入が向いてると思う!って何度も言われたことがあるんですけど、ヒアルロン酸とリジュラン、FGF、ボトックスの違いがあんまりよくわかってません。
院長:リジュランとFGFはさっきご説明した通りです。ヒアルロン酸とボトックスの違いは、簡単に言うと『シワの改善に効果がある』のがボトックスで、『たるみなどが原因でできる顔の影の部分を埋める』治療がヒアルロン酸注入ですかね。表情を作った時にできてしまうシワには、表情筋の動きを抑える効果のあるボトックスを打つことでシワが深まるあるいはできてしまうのを防ぎ、今すでにある深いシワなどにはヒアルロン酸を注入して溝の部分を埋める、というイメージでしょうか。
中の人:そしてヒアルロン酸もFGFもフィラー系でリジュランもフィラー系?…ますます混乱してきました…。私の勝手なイメージは、
ヒアルロン酸=ジェルっぽいものでウニューっと埋める
リジュラン=シャケエキスを注入してお肌を再生する
FGF=自己細胞増殖因子を注入して自己細胞を再生させる
という感じなんですけど、合ってますか?
院長:わかりやすくまとめるとですね。
ヒアルロン酸: フィラー
リジュラン: フィラーではなくスキンブースター
FGF: 組織成長因子
フィラーはジェル系の物質を皮下に注入することで容積を増やすもの。
スキンブースターは、皮内に注入して皮膚の細胞を修復・再生させて若返らせるもの
FGFは成長因子の一つで、細胞の増殖分化を制御するタンパク質
ということです。
中の人:うーむ。なるほどよくわかりました。てことは色々な施術を駆使して顔面のいろんなところにいろんな注入をしたら、結構な顔面アップデートができるってことですよね。生きる希望が湧いてきました。
院長:あー。まあほら。自然な美しさが一番ですからね。ほどほどにしましょうね。
自然美が一番。
それは私も同意します。
でも、顔面アップデートでハッピーになれるのもまた乙女心ですよね。
その乙女心と院長先生のプロの手腕を組み合わせて、最適の美容施術をこれからもよろしくお願いいたします!
と、本当はここで今回のコラムは終わるはずだったんですよ。
ポジティブな終わり方で。
ところが、院長先生と打ち合わせと称してオタク会議をしていた時、何がきっかけだったか忘れましたが、ふと手の話になったんですよ。
いえね。
中の人、もともと手が大きいんです。
バスケットボールを片手で掴めるぐらいに。
そしてゴツゴツ骨張っています。
なぜか、そのことを先生にふと説明し始めた瞬間
「手!手ですよ手!手!手!手!手やりましょう手!!」
手?手ですか?やりましょうって?
「その手!血管と骨が浮いてゴツゴツしてるその手がびっくりするぐらい綺麗になりますよ!」
ちょっと待った。
びっくりするぐらい綺麗になるっていう話の前に、血管と骨が浮いてゴツゴツしてるって、今、言った?
「それ!その手!500%満足してもらえます!」
コーフンした様子の先生。
「いやでも私、中学生ぐらいからこんな手で…」
「そんな、中学生や10代のころからそんな手のわけないじゃないですか!」
ちょっと本当にちょっと待った!
そんな手って、わりと失礼だな!
「むっちゃくちゃ綺麗になりますよ!FGFで!」
もうわかりましたよ。
微妙に失礼なのは許しますよ。
それよりも、本当なんですね?
絶対なんですね?
500%なんですね?
さあ。
次回はこのおててFGFについてのコラムだ!
500%が実現するのか、待て次号!
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